平和島競艇場で予想をする際のコツを紹介!風向きなど様々な要素を徹底分析!

今回は平和島競艇場ですぐに使える予想のコツやポイントを紹介していきます。

東京都内にある3ヶ所の競艇場の中でも最も高い売上を出すなど、とても人気の高い競艇場となっています。

しかし、平和島競艇場は全24ヶ所の競艇場の中で最も予想が難しい競艇場とも呼ばれています。

平和島競艇場の特徴を把握する事によって的中率を大きく上げていく事に繋がっていくので抑えていくほうが良いと思います。

ということで平和島競艇場の予想に使える予想のコツを徹底的に紹介していきます。

平和島競艇場はどんなところ?

どんなところ?(平和島競艇場の予想のコツ)
まずは、平和島競艇場はどんな競艇場なのか紹介しましょう。

平和島競艇場は東京都内にある平和島、多摩川、江戸川競艇場の中でも最大の売上高をあげている競艇場です。

平和島競艇場は東京都の大田区にある競艇場で年に大盛り競争上としてレースを開催されたのを起源としているそうです。

最寄り駅は京浜急行平和島駅で送迎のシャトルバスが出ています。

平和競艇場の周りには京浜急行電鉄グループが所有するビッグファンというパチンコ店やゲームセンター、ドン・キホーテなどが入っている商業施設があります。

競艇ファン以外でも遊べるスポットが多いため、デートスポットや買い物スポットとしても人気のある施設となっています。

また、立地や利用者の多さから、かつては「東のメッカ」と呼ばれていた事もあり、年末のグランプリ(賞金王決定戦)も開催された実績を持っていきます。

主な開催レースとしては

・周年記念(G1)トーキョーベイカップ
・企業杯(G3)キリンカップ

などがあります。

他には

・東京ダービー(正月)
・京急電鉄社長杯(ゴールデンウィーク)
・デイリースポーツサマーカップ(お盆)

などもあります。

1号艇の勝率が日本一低い!!

1号艇の勝率が低い(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場で予想する際のコツとしては、1号艇の勝率が日本一低いという事を頭に入れていた方が良いかもしれません。

競艇と言えば、インコースの艇が強いと思いがちですが、平和島競艇場では勝率が低いんです。

それは、何故かと言うと、平和島競艇場のコースの幅が狭い事が上げられます。

スタートライン上の幅49メートル、1マークのスタンド側37メートルと絞り込むような作りになっています。

インコースの艇がスタートで後手を踏んだ場合は、センターの艇の攻めが決まりやすく、インコースの艇のマイシロが小さくなって逃げが決まりづらくなってしまいます。

1マークスタンド側は37メートルと戸田競艇場と並んで日本一狭い作りですが、バック側は戸田競艇場と違い、十分に距離があるので責められる様なコースになっています。

そして、平和島競艇場はバック側での斜行しての締め付けに対する規制が厳しくなっていることもあって、インコースに不利な状態にあります。

なぜ、規制が厳しいのかと言うと、2マークホーム側狭いので、事故防止策の為の様ですが、これによって差した艇が内側で伸びて、差しが決まりやすくなってしまっています。

これが平和島競艇場の特徴とも言える「6コースの強さ」と「差し水面」の一因となっています。

インが先に回っても、十分に距離が取れないと、差した後に後ろの艇をブロックすることができずに、2マークでは大きく開いて差し返すか、ツケマイで回るしかなくなるので、逆転勝利が非常に難しくなってきます。

なので「差した艇が内側で伸びる」という特徴をしっかりと頭に入れ、展開予想に加味するのがコツと言えるでしょう。

平和島競艇場の水質

水質(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場の水質は海水で、潮位の変化があります。

平和島競艇場には東京湾からの潮が入ってきており、満潮時には1マークがうねると言われています。

平和島では風の方がレースに与える影響は大きくなってきますが、大潮の時は予想の材料として考えるべきです。

また、潮の情報は平和島オフィシャルサイトの出走表に記載されています。

平和島競艇場は風を読もう

風を読む(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場は何と言っても風邪の影響を非常に受けやすくなっています。

この風についてを理解することが予想のコツとも言えるでしょう。

平和島競艇場は海の近くに位置することで、季節風などの影響を受けやすいことや、バック側に建つ高層ビルから吹き込むビル風など、風の強さや向きが安定してい状態が他の競艇場よりも多くなっています。

2018年のデータでは季節によっては前半と後半では風向きが逆になっていることもあります。

平和島競艇場で予想するには直前の風のチェックがコツとなってきます。

向かい風の場合

向かい風と言えば、インコースが不利になる事がセオリーですが、平和島競艇場ではそのセオリーどおりインの勝率が低下しています。

特に風速が5メートルを超えるような強風の場合はインコースの勝率が著しく低下するので、インコース以外の艇を狙っていくのが良いでしょう。

そして、風速を4メートルを超えると4~6コースの勝率が上昇する傾向にあります。

センター勢の捲りやその捲りのマーク差しが増えていくので、強い向かい風が吹く場合にはアウトコースの帝に注目するのがおすすめです。

追い風の場合

追い風が吹いた場合もセオリー通り、1コースや2コースの勝率が上がってきます。

インコースが弱いと言われている平和島競艇場でさえ、追い風が3メートルまではインコースの期待が高めの結果となっています。

追い風が強くなってくるとインコースの艇が流れて、2コースの差しが決まりやすくなってきます。

また、インコースが流れてくるのを警戒して小さく回ろうとすると、センター勢の攻めが決まってしまう様なレース展開になる事もあるので、選手の力量や回り足に注目してみてください。

横風の場合

平和島競艇場のスタンド側から吹く横風は風速1~2メートルが90%もあり、そこまでの強風ではありません。

しかし、結果的にはインコースの艇が有利となる結果となっています。

季節ごとの違い

平和島競艇場の季節ごとのコツをまとめたので紹介していきます。

季節によって風の傾向なども変わってくるので是非チェックしてください。

平和島競艇場の春

春のコツ(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場の春は季節風による追い風が強まっていく季節で1マークが荒れる展開が多くなってきます。

また、安定版を使用することも多くなってきます。

ホームストレッチで追い風になってくるので、インからでもスタートは届きますが、1マークに先に進入すると艇が暴れ、外に大きく流されたりもしてしまいます。

展開展示では1マークに注目しましょう。

ターンをしてから早めに艇が進行方向に向いていればモーターにパワーがあると推測できるので、展開を作っていけます。

平和島競艇場近くの高層マンションから吹き込むビル風のせいで、2マークの水面が荒れてしまう事もあります。

そんな時は2マークが逆転する可能性もあるので波乱になる可能性が高い季節ともいえます。

平和島競艇場の夏

夏のコツ(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場の夏は追い風の日がとても多くなってきます。

しかし春の平和島競艇場とは違い強い強風が吹く事は少なくなってきます。

ただ、夏という事もあって気温が上がってきます。

気温が上がってくると、当然モーターのパワーが落ちてきます。

平和島競艇場では6月にモーターの入れ替えがあるので、入れ替わってから間もない時期といえるので、まだモーターの勝率の数字には現れていない事も多いですが、パワーの差は大きくなっていきます。

出足の弱いモーターではインコースに入ってもスタートが届かないので、カドからスタートを決めてくる艇に捲られて1着を逃してしまうような展開が多く見受けられます。

暑い夏場の平和島競艇場ではモーターのパワーに注目し、インコースの選手を予想から外す考えもコツと言えます。

平和島競艇場の秋

秋のコツ(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場の秋は風の影響がほとんどなくなってきます。

夏と違い、気温も下がるのでモーターのパワーが上がってきます。

実績を残してきたような選手が1コースに入った場合は「逃げ」が決まる事が多くなってくると言えるでしょう。

秋はモーターの入れ替えからも時期が経っているので、波乱の展開が少なくなり、配当も落ち着く時期になります。

モーターのデータを見ても、勝率や2連対率などのデータ通りの展開のなる事が多いです。

また、スタート展示で勢いのある選手が結果を残すようなレースが多くなる印象です。

平和島競艇場の冬

冬のコツ(平和島競艇場の予想のコツ)
平和島競艇場の冬では強い向かい風が吹く傾向にあります。

強い向かい風が吹く事によって、インコースからのスタートが届かなくなってしまうため、スリットで横並びという展開が少なくなってきます。

1マークに行くまでにスローの艇が取り残させることが多くなり、思い切ってインコースを切る予想にしても良い場合もあります。

下げ潮でうねりが無い水面の場合はダッシュ勢が暴れまわることになりやすいので、ダッシュ勢のボックス舟券も面白い買い方になってきます。

平和島競艇場の予想のコツのまとめ

まとめ(平和島競艇場の予想のコツ)
今回は平和島競艇場で予想をする際に使えるコツを紹介しました。

平和島競艇場で予想する際のコツをまとめると

・インコースの逃げが決まりづらい競艇場
・風の向きや潮の満ち引きで展開が大きく変わるので、一概にインが有利と言えない
・全国でトップクラスに1コース1着率が低い
・2~6コースの成績は上位
・向かい風の時はダッシュ勢が有利
・コース幅が狭いのでインコースに不利
・バック側で斜行しての締め付け規制が厳しい
・風の影響が非常に大きい
・追い風で、1・2コースの勝率が上がる
・向かい風で、4~6コースの勝率があがる

などが挙げられるのではないでしょうか。

平和島競艇場は有名な選手や級別で逃げをするだろうと思ってはいけません。

しっかりと、その日の風向きや風速、潮の向きなどを考えて予想を考えるのが一番のコツと言えるでしょう。

平和島競艇場では地元の選手を優遇するような事もないので、選手の名前や実績などで購入すると泣きを見る展開になってくるのが多いかと思います。

平和島競艇場の特徴をしっかりと理解し、この記事で紹介した予想のコツを是非役に立てていってください。